来店したことがある人、した事がない人も含め、全国的にニュースになったあのAマートアブヤス。
「CoCo壱番屋の冷凍カツの横流し」と言えば聞いたこともある人が多いだろうと思います。
そんな横流しの行き着く先だった、アブヤスさんは騒動後の2018年にはすでに経営者が変わってしまい。
今は同じ愛知県の中堅スーパーマーケットさんの元で運営されています。
でも、そのアブヤスさんが、8月26日をもって、店名を「Mikawaya」に変更すると言うので、アブヤスさんの思い出ということで、最後に250円弁当を買いに行ってきました。
激安スーパーの苦悩
今から10年前のスーパーマーケット業界というのは、ある種の再編が始まる頃で、小さいスーパーマーケット、効率化をしていないスーパーには、のしかかる物がすごく増え始めてた時代です。
当時のイオングループの社長だった岡田氏ですら、日本のスーパーマーケットは、再編が始まり、かなりまとめられるんじゃないか?と言うことを危惧しており、そのとおり小さいスーパーが大きなスーパーに飲み込まれていく時代に突入してしまいました。
アブヤスさんは、その逆境の中で、いわゆる商圏を広げる、個性を出す方針を始め、テレビなでも取り上げられるように。
いわゆる安かろう多少悪かろう、安かろう多すぎじゃない?みたいな商品をすごく販売し、注目を集めるように。
結果として、その事例は成功として、周辺の生き残っていた少数店舗を運営していたスーパーにも、影響を与えました。
名古屋で一番安い250円弁当
アブヤスさんの看板も下がってしまうことですので、記念に250円弁当を買ってみることにしました。
時代は安かろう多少悪かろうより、安くて質の良いものを求める時代になってしまいました。
とにかく250円のお弁当というのは、びっくりするばかりでね。
でも、西日本のスーパーさんが、198円弁当を連ね、出店を拡大、すっかり大手さんのコスパには勝てない時代になってしまいました。
お弁当の具材
今回は健康を意識して、塩サバ弁当をチョイスです。
塩サバ
コロッケ
切り干し大根
千切りキャベツ
ごはん
やっぱりおしかった
アブヤスさんはすっかり救済の三河屋さん型のスーパーになってしまいました。
今回の店舗ブランド変更で、さらに三河屋色を強める物だと思います。
個人的にテレビ取材は、程々にって思うのでした。
油売りだったアブヤスさんが、お客様の期待に応えて食品を扱うようになった。
結果、創業1877年の歴史をもつスーパーマーケットも、その食品に押し倒された143年の幕なのでした。
追記:三河屋春田店も閉店したそうですね。
本当に残念です。
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